ノンメタル修復 金属アレルギー対応

年々、健康保険で対応できるノンメタル修復範囲が広がっています
以前は銀歯を入れるしかなかったところを金属不使用の白いかぶせものを入れられるようになっています

 
令和2年4月以降、保険適応ノンメタルのかぶせもの(CADCAM冠)が可能な歯は黄色の部分であり、6番目の歯に限っては7番目の歯(青色)が4本揃っていて咬み合っていることが条件でした

👇令和5年12月 変更あり

新しく強度のある材料が発売され、それに伴って7番目の歯に対してもCADCAMが入れられるようになり、歯数による条件はなくなりました

また、強度が上がった分、かぶせものを薄くできるようになり すなわち歯を削る量が少なく済むようになったので 特に神経のある歯に使いやすくなりました

この新素材、今のところ色のバリエーションがなく、お口の中に入った時に馴染みにくいという欠点があります 


 金属アレルギーの方は「歯科金属のアレルギー検査」をお受けいただいております

歯科で使用する金属は色々な種類の金属で構成されていますので 特殊な金属を含めた金属アレルギー検査が必要となります
歯科金属の要素を調べることができる皮膚科に随時ご紹介しておりますので 日頃時計やアクセサリーなどで皮膚に症状が出る方は治療に入る前に必ず申し出てください

手に膿疱ができる掌蹠膿疱症や口の中の粘膜がただれてしまう扁平苔癬なども金属アレルギーが関わっている可能性が高いと言われています 気になる方はまず検査から!